ダイワ チームダイワX(TD-X)2004C/CW ~ダブルハンドルモデルがあったのがステキ~

スピニングリール

いつ買ったのかも忘れてしまったので何年前のリールなのかと調べてみたのですが、90年後半(1998年のwebサイトには掲載されてました)のモデルということがわかり、約20年以上前のリールだということが判明しました。ですが、20年も前のモデルなのにハンドルの遊びが現行モデルと比べて多いということもなく作りの精度の高さがうかがえます。TEAM DAIWAのスピニングリールにはチームダイワ-X-C/CW以外にも、チームダイワ-Z-C、チームダイワ-X-iA/iAW、チームダイワ-S-iA/iAW、チームダイワ-S-Cとラインナップされていたようです。

購入当時を思い出してみると、バスフィッシングを始めてとりあえず買ったリール(何を購入したか全く覚えてませんが)からステップアップして購入したリールだった気がします。腕が上がったというよりは、もう少し良い道具が欲しかったという方が正しいと思いますw

当時、何故かダブルハンドルが好きで一つはダブルハンドルモデルのTD-X 2004CW、もう一つはTD-X 2004Cを購入したのですが、友人がCWを購入したけどシングルハンドルが良いということでハンドルだけを交換した記憶があります。なので、今手元に残っているTD-Xは2台ともダブルハンドルです。他にも2500シリーズも持っていた(記憶ではTD-X 2500iAWかな)のですが、手放してしまいました。

ちなみに、他のシリーズはよく分かりませんがTD-X 2004にはネオプレーンのリールカバーが付属されていたようです。(別で購入した記憶がないので)

追記)友人がTD-Sを愛用しているので話をしてみたところ、やはり当時のリールはすこぶる良いようで古いからと言って手放すともったいないとのこと。手元にあるTD-Xも大事にしたいと思います。

ダイワ チームダイワX(TD-X)2004C/CW のインプレッション/レビュー

使い心地に関しては、つい数年前まで現役で使っていましたが、ガタもなくスムーズに使えてました。昔の機種とは思えない使い心地でした。ですが、さすがに古い機種なので自重がちょっと重めなのとハイギアが存在しないので4.9のみというところが気になるポイントになります。ですが、上位機種のTD-Zになると現行のミドルクラスリール(メインで使っている17セオリー)と自重は同じ175gなのは驚きです。
あと、現行のリールでは技術の進歩と共に新しい機能などが搭載されていますが、現行リールにない良い機能としてハンドルが折り畳めるというところが気に入ってます。特にダブルハンドルだと畳めるとコンパクトになり非常に良いです。

実際の使用感などについては、他の人のレビューなども参考にしていただき、このリールを評価していただければと思っています。いくつかあるレビューの良いところも悪いところもまとめると以下の内容になります。

  • ローターブレーキがついていない
  • ドラグ音が小さすぎ
  • ボディがアルミ系素材のためか剛性が高い
  • ドラグもスムーズにしっかり止まる
  • 折りたたみハンドル
  • Zに比べると、やや巻き重り感がある
  • 巻きの軽さ、巻き感度
  • 塗装が弱い
  • シャラシャラした巻き心地

ダイワ チームダイワX(TD-X)2004C/CW のカタログデータ

それぞれの機能、専用機種の優越を。ルアー専用

バスのフィネスフィッシングを前提に専用設計。たとえば自重の大幅軽量化。エアメタルやエアスプールの採用によって、2000サイズで175g、2500サイズで185gという自重を実現(TD-Z-C)。またフィネスフィッシングで多用する4~6LBが100mピッタリ収まる、ライトライン専用浅溝ABSスプールを採用。さらにフィネストーナメントドラグがライトラインの使用にベストマッチのドラグ設定を実現した。

DAIWA(http://www.daiwaseiko.co.jp/)

搭載機能一覧

  • ABSアンチバックラッシュシステム
  • ライトライン対応超浅溝ABSエアスプール
  • ツイストバスター2
  • インフィニットストッパー
  • 精密エアメタルボディ・ローター
  • 10(9)BB多点支持構造
  • エアローテーション
  • 中空構造一体エアーベール&カラマンローター
  • BB入りマイクロピッチフィネストーナメントドラグ
  • BB入りチタンコーティングラインローラー
  • スーパーBBハンドル
  • チタンコートステンレス製スーパースプールリング
  • 超ジュラルミンマシンカットドライブギアー
  • ステンレス製リアキャップ
  • ノットコンパートメント
  • 超軽量圧縮コルクノブ
  • ネオプレーン製リールケース

スペック

サイズ2004C2004CW2506C2506CW
ギヤー比4.94.94.94.9
巻き取り長さ(cm)
(ハンドル1回転当たり)
63637171
標準自重(g)205220215230
最大ドラグ力(kg)2233
標準糸巻量(lb.-m)3-140
4-100
5-70
3-140
4-100
5-70
4-170
6-100
8-80
4-170
6-100
8-80
ベアリング(ボール/ローラー)9/110/19/110/1

分解図・パーツ価格表

ダイワ リールの分解図やパーツ価格などを検索できる「ダイワパーツ検索システム」がSLP(スポーツライフネッツ)で使うことができます。かなり古い機種のリールなのにパーツリストやパーツ価格を確認できるんですね。感激です。他にもダイワリールの全モデルを調べることができるようです。
また、展開図も提供されているので、中古でリール本体のみを購入した場合や展開図を捨ててしまった場合など、分解した際に組み立てたりする参考になったりします。

ダイワ チームダイワX(TD-X)2004C/CW を買う

かなり古いリールになりますが、中古で見ても価格がそこまで下がり切ってない感じですね。約20年以上前のリールになると思うんですけどね。そこそこ高級機種だったのでお買い得なのか?

中古リール

価格帯は、7,335~10,592円程度(※2022年1月調べ)

ダイワ チームダイワX(TD-X)2004C/CW おすすめアイテム

個人的にスピニングリールのチューニングは、ベイトのベアリング交換などと違いハンドルノブくらいしか行ったことがないです。当時もハンドルノブを交換しておりコルク柄(たぶん、クリア)ハンドルノブに交換してあります。なんか感度が良くなり繊細な釣りができる雰囲気がしたらかなんですけどね。今でもSLPから同モデルが発売されているので、是非…

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