テイルウォーク FULLRANGE S610UL/SL ~ダウンショットのロングシェイクがしたくて~

澄んだ浅場の岩陰で、目の前のダウンショットのワームに反応しないバスのイメージイラスト(AIイラスト) スピニングロッド
※AIによるイメージイラストです

最初にお断りしておくと、この記事は購入レビューではなく、ダウンショットのロングシェイク用ロッドを探して候補を比較した検討メモです。結局この竿は買わず、いまはダウンショット用に、友人から譲り受けたフェンウィック(後述するリンクスとは別モデル)を使っています。

「シェイキングロッド」と表現しますが、一般には連続したシェイクがしやすいミドスト用ロッドのイメージかと思います。ですが今回は、「ダウンショット」のロングシェイクができる竿が欲しい、というお話です。

そこで、どういうシーンでダウンショットのシェイキングロッドが欲しいと思ったかというと、サイトフィッシングでバスを見つけても逃げもせず、どんなルアーを投げても無視するお地蔵さんのようなバスをどうやって釣るかのひとつの答えとして、ダウンショットのシェイキングに行きつきました。

これまでは、バスの目の前にノーシンカーをゆっくり落とし込む方法、メタル系でリアクションを狙う方法、ラバージグにビッグダディのような大きめのトレーラーを付けてリアクションで食わせる方法、などで対応してきました。実際、一度だけラバージグ+ビッグダディのシルエットで、おそらくリアクションで口を使わせることができた経験もあります。ただ、大きいシルエットで無理やり反応させるのは毎回できることではありませんし、ノーシンカーはお地蔵さん相手だとなおさら反応が薄い。そこで、どうしても食わないバスに対する解のひとつとして、ダウンショットを目の前でひたすらシェイクして口を使わせる——このためのロッドが欲しい、というわけです。

そして、ダウンショット用のロッドとしてはダイワ スティーズ 681ULXS-ST アムラームを所有しており、少し重めのダウンショットでも使えるダイワ スティーズ 651LFS スカイボルトも持っています。実際にこの2本でダウンショットのシェイクを試したのですが、ロッドティップだけを震わせるというよりは、もう少し下(第3ガイドあたり)から揺れてしまう。もっと細かいシェイクがしたくて何本かを候補に挙げ、実際に店舗で振ってみた結果、「テイルウォーク フルレンジ S610UL/SL」が一番よさそうだと感じました。

他にも検討したロッドがあるので、以下に記載しておきます。同じようなシェイキングロッドを探している方の参考になれば幸いです。なお、ノーシンカー向けのULロッドを比較したときの記録はこちらの記事にまとめています。

テイルウォーク フルレンジ S610UL/SL を第一候補にした理由

前述のとおり、私はこのロッドをまだ所有していません。フィーリングだけでいえばいちばん好みだったのは後述のフェンウィック リンクスなのですが、価格と入手性まで含めた総合の第一候補はこのフルレンジ S610UL/SL でした。ここではその理由と、なぜまだ買っていないのかを正直に書いておきます。

まず、ネット上のインプレは意外と少なめでした。利用者が特別少ないわけではなさそうですが、レビューを書く人が少ないのかもしれません。目立ったネガティブな声は見当たらず、店頭で振った感触も素直に「試してみたい」と思えるものでした。

ただ、店で竿だけを振った印象は、実際にリールを付け、さらにルアーを結ぶと変わることがよくあります。だから店頭の感触だけでは決めきれません。そこで効いてくるのが価格です。フルレンジは実売価格が安く、「とりあえず試す」ためのハードルが低い。周りにフルレンジ使いの友人が多く、対面で評判を聞けるのも安心材料でした。

コスパでいえばテイルウォークが頭ひとつ抜けています(そのぶん少し重さは感じます)。ただ、私はロッドを用途ごとにメーカーで選んでいるので、ここでさらにメーカーを増やすこと、そして周囲では使われているとはいえテイルウォークがそこまでメジャーではないことが少し引っかかっていて、まだ手を出せずにいます。

テイルウォーク フルレンジ S610UL/SL のカタログデータ

ロングレングススーパーフィネススペシャル
対スモールマウスを想定したライトキャロライナリグやスプリットショットに。また、タフレイクでディスタンスをとらなければ食わない場合でも、そのレングスを活かしてライトリグをロングキャストし、バスをバイトさせることが可能。ありそうでなかった6フィート10インチのロング&センシティブスピン。トップセクションのスレッドカラーを色づけするなど、“目感度”にもこだわったアイテム。

tailwalk(https://www.tailwalk.jp/)

  • TARGET:バス
  • LURE:ロングリーダーのライトリグ全般・ムシ系ルアーなど
  • ACTION:EX FAST

スペック

MODEL S610UL/SL
LENGTH(ft.in) 6’10”
PIECE 1
CLOSED LENGTH(cm) 208
ROD WEIGHT(g) 88
LURE WEIGHT(oz) 1/32-3/16
LINE WEIGHT(lb) 2-6
L1(mm) 325
L2(mm) 265
GRIP TYPE E

テイルウォーク フルレンジ S610UL/SL を買う

中古の流通量は多くありませんが、探せば見つかることもあります。とはいえテイルウォークはコスパのよいロッドなので、新品で買ってしまうのも十分アリです。価格は下記リンクから確認できます。セール時ならさらにお得に買えることもあるので、この価格帯なら試してみる価値はありそうです。

新品ロッド

中古ロッド

中古で探すなら、このあたりです。

テイルウォーク フルレンジ S610UL/SL 以外に検討したロッド

フェンウィック リンクス LINKS62SULP+J

フェンウィック リンクス LINKS62SULP+J のカタログデータ

繊細なULパワーティップに、ダルさを排したシャープなフィーリング。ハードバットと組み合わせたファストテーパーで、ビリビリ震えるハイスピードシェイクや、ラインを張り続けてボトムの微細な変化を感じ取る釣りに対応する。極小〜小型ワームのダウンショット・ネコリグ・ノーシンカーで扱いやすいセッティング。

TIEMCO(https://www.tiemco.co.jp/)

スペック

全長 6’2″(188cm)
ライン 1.5-5lb
ルアー 1/64-1/8oz
標準自重 101g
アクション F
継数 1pc
グリップ A
パワー ULP+
仕舞寸法 188cm

検討した結果
フィーリングはこの中でいちばん好みでした。ただ、実売価格がフルレンジより一段高く、「気軽に試す」には踏ん切りがつかず、最終候補から外しました。

ダイワ リベリオン 641UL/LXS

ダイワ リベリオン 641UL/LXS のカタログデータ

ショートかつソフトなULティップセクションとベリーから急激に立ち上がるEXファストテーパーは、ロッドの振れ幅を抑え繊細な操作が十八番。ハードボトムの微かな変化を捕らえる高感度、スタックを躱す操作性。ライトリグが求めるアドバンテージを両立。

DAIWA(https://www.daiwa.com/jp/)

スペック

品名 641UL/LXS
全長(m) 1.93
継数(本) 1
仕舞(cm) 193
自重(g) 87
先径/元径(mm) 1.3/8.9
ルアー重量(g) 0.6~5
ルアー重量(oz.) 1/48~3/16
ライン(lb.) 1.5~4
ラインPE(♯) ー
カーボン含有率(%) 99

検討した結果
コスパと入手性は文句なし。最後まで迷いましたが、周囲に使い手が多く実際の声を聞きやすいフルレンジ(S610UL/SL)に気持ちが傾きました。……とはいえ前述のとおり、結局そのフルレンジも購入には至らず、ダウンショットの枠は思いがけず譲り受けたフェンウィック(リンクスとは別モデル)で埋まりました。

テイルウォーク フルレンジ S63L/SL

テイルウォーク フルレンジ S63L/SL のカタログデータ

ソリッドティップライトリグバーサタイル
ソリッドティップを採用したフィネススピニング。ネコリグ、ノーシンカー、ジグヘッドワッキー、スモラバなど、ライトリグならほぼ全ジャンルをカバー。超ファストテーパーで、繊細なティップでバイトを感じ取ったあと、急激に止まるベリー&バットでフックアップに持ち込む。

tailwalk(https://www.tailwalk.jp/)

  • TARGET:バス
  • LURE:ネコリグ・ノーシンカー・ジグヘッドワッキー・スモラバなど
  • ACTION:EX FAST

スペック

MODEL S63L/SL
LENGTH(ft.in) 6’3″
PIECE 1
CLOSED LENGTH(cm) 190
ROD WEIGHT(g) 95
LURE WEIGHT(oz) 1/16-3/16
LINE WEIGHT(lb) 2-6
L1(mm) 320
L2(mm) 220
GRIP TYPE E

検討した結果
同じフルレンジの短い方(6’3″)で、取り回しはこちらが上です。ただ、細かいシェイクのしやすさとレングスの余裕を両立させたかったので、長い S610UL/SL を優先しました。

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