バス釣りで話題のGARMIN(ガーミン)ライブスコープを導入検討する

ボート上のGPS魚探の画面に、ライブスコープでバスとルアーが映るイメージイラスト(AIイラスト) ライブスコープ
※AIによるイメージイラストです

最近のバスフィッシングは、ライブスコープ抜きには語れなくなってきました。とはいえ、ライブスコープがあるから釣れるようになるわけではなく、持っていないからといって釣れないわけでもありません。それでも導入を検討するようになったのは、周囲の人と会話をしていると、ライブスコープありきの話になっていることが多々あったためです。特に、大会が多く、ライブスコープを使っている人の多い湖では、その傾向を強く感じます。例えば「あそこの岬で今日はバスが沢山みえたよね」とか、「今日はバスの反応が良かったよね」などです。今までならサイト(目視)でバスが見えたとか、反応が良かったとかだったものが、ライブスコープという魚探を通して見えるバスの話に変わっていることに気が付いたことが大きかったです。

そして、実際にライブスコープを導入してみようかなと思い、どんな機種があるのだろう、価格はどれくらいなんだろうなど一から調べて、導入に至るまでの色々なことをメモとして残しつつ、これからライブスコープを導入してみようと思っている人の参考になればと思います。

この記事は、2023年12月に導入を検討していたときに書いたメモに、導入から約3年後の2026年9月に追記・修正したものです。2026年9月時点の状況は、記事の終わりの「導入から3年後の状況」にまとめています。

まず、魚探本体以外にどのような装備が必要なのか、費用的にどれくらい必要なのかを説明していきます。

検討したライブスコープが使えるガーミンの機種一覧

もちろん、以下の機種が全てではないのですが導入を検討する上で比較検討した機種になります。

ECHOMAP Ultra(エコーマップウルトラ) 102sv/122sv

コストパフォーマンスが良いことで人気のガーミン ECHOMAP Plusシリーズの大画面モデルのUltraシリーズ。10インチモデルのECHOMAP Ultra(エコーマップウルトラ)102svと12インチモデルのECHOMAP Ultra(エコーマップウルトラ)122svがあります。ライブスコープを使っているアングラーの中でも多くの人が使っていたモデルかと思います。当時最新の魚探だけあってタッチパネルで操作ができるのと、スマホのようにボタン類がタッチパネル操作のためすっきりした見た目のためハッキリいってかっこいいです。ライブスコープの機能的な凄さもですが使用感や見た目も良く欲しくなる一品かと思います(笑)

ECHOMAP Plusシリーズには、7インチや9インチモデルもあり価格も安くなります。現状でお使いの2D魚探だと7インチくらいのモデルをお使いの方も多いと思うので、ライブスコープも7インチ(もしくはアップデートして9インチ)と思われる方も多いかもですが、ライブスコープで魚影やルアーを捉えてのシューティングをするなら10インチ以上が良いと既にライブスコープを使っている人からはアドバイスいただいたので、10インチ以上のモデルで検討しました。

※ECHOMAP Ultra 102sv/122svは、2026年9月時点でガーミン公式サイトで販売終了となっています。同シリーズのECHOMAP Ultra 2が掲載されています。

エコーマップウルトラ 本体仕様

モデルECHOMAP Ultra 102svECHOMAP Ultra 122sv
本体寸法29.5 x 19.5 x 9.8 cm34.1 x 22.9 x 9.8 cm
重量1.8 kg2.5 kg
防水等級IPX7IPX7
ディスプレイタイプWXGA, IPSWXGA, IPS
ディスプレイ21.7 x 13.6; 10″インチ26.1 x 16.3; 12.1″インチ
解像度1280 x 800 ピクセル1280 x 800 ピクセル
対応メモリーカード数2 microSDカード2 microSDカード
GPS内蔵内蔵
電源電圧9~18 VDC9~18 VDC
NMEA 2000ポート11
GARMIN MARINE NETWORK™ ポート2 (large connector)2 (large connector)

GARMIN(ガーミン)GPSMAP 1022xsv/1222xsv

自動等深線作図機能クイックドローコンターズを搭載した最速キーパッドのオールインワンGPS魚探です。操作がキーパッドになっており、スマートフォンのように液晶画面をタッチして操作できるECHOMAP Ultra(エコーマップウルトラ)とは異なるモデルです。なので、ポイントをクイックに登録したり、ライブスコープの画面表示を触りながら細かく変更したりするのであればエコーマップウルトラの方が良さそうです。が、ライブスコープ専用機として使いたい、少しでも安く導入したいというのであればGPSMAPシリーズが良いのではないでしょうか。

最終的にGPSMAP 1022xsvを選択して導入したのですが、決め手としては2つ。1つ目はライブスコープ専用機として導入を考えていたので少しでも安く導入したいということ、2つ目は雨の日にタッチパネルが反応してしまうことがあると聞いたためキーパッド仕様のGPSMAPシリーズで良いのではということで判断しました。ちなみに、GPSMAPシリーズは24Vの電源を使用することができるので電源システムを考える上で柔軟に組むことも可能になります。

導入して約3年使っていますが、キーパッド操作が使いにくいと感じたことはありません。ガーミンの前に使っていた魚探はすべて物理ボタン式だったので違和感がなく、雨滴を拭いても誤作動しないのも安心です。一方で、機種に関係なく使いにくいと感じているのがメニューの表記です。直訳調の日本語で、目的のメニューがどこにあるのか直感的に分からず、いつも探すのに苦労します。また、電源ボタンをクイックに押すと画面の明るさが3段階に切り替わることも、使い始めて3年経ってから知りました(設定メニューの中にはないんですよね)。

GPSMAP 本体仕様

モデルGPSMAP 1022xsvGPSMAP 1222xsv
本体寸法318 x 185 x 69 mm358 x 226 x 69 mm
重量1.85 kg2.34 kg
防水等級IPX7IPX7
ディスプレイタイプWSVGAディスプレイWSVGAディスプレイ
ディスプレイ22.4 x 12.5 cm; 10.1インチ26.2 x 16.3 cm; 12.1インチ
解像度1024 x 600 ピクセル1280 x 800 ピクセル
対応メモリーカード数SD™カード2枚SD™カード2枚
GPS内蔵内蔵
電源電圧10~32 VDC10~32 VDC
NMEA 2000ポート11
NMEA 0183対応ポート11
ビデオ入力ポート1 BNC1 BNC
ビデオ出力ポートなしなし
GARMIN MARINE NETWORK™ ポート22

魚探本体以外に必要な装備

GARMIN(ガーミン)の魚探でライブスコープを使用しようとした場合、魚探本体だけでは使うことはできません。ご存じの方も多いかと思いますが、ブラックボックスという外付けの機器とライブスコープ専用の振動子が必要になってきます。ちなみにブラックボックスを使わずに2D魚探(通常の魚探)のように魚探本体とライブスコープ振動子をつなげることができるライトライブスコープ振動子というものも存在しますが接続できる機種が限られているのでライトライブスコープ振動子を選択する際は注意が必要です。

※この節は2023年12月時点の情報です。ブラックボックス不要とされる新型については、記事の終わりで触れています。

LiveScope(ライブスコープ)用ブラックボックス GLS10

ライブスコープを使うなら基本的にこれが必要になります。通常の魚探より接続の際に接続が複雑になるため、レンタルボートでのセッティングは事前にセットしてみるなどした方が安心です。とはいえ、購入前はどうやってつなげばよいのかなどわからないことだらけかと思います。魚探本体の初期設定はGPSMAP 1022xsvのセットアップ(初期設定)にまとめています。電源の組み方や取り付けについては、別の記事で紹介予定です。ブラックボックスは単体でも販売されていますが、振動子とのセットでも販売されているので、どの振動子にするかを決めることが必要になります。

ライブスコープ用ブラックボックス GLS10 仕様

モデルGLS10 ソナーブラックボックス
本体寸法24.5 x 14.9 x 6.5 cm
重量2.0 kg
防水等級IPX7
温度範囲動作時: -15 C~70 C
電源入力10~32 V
電力使用量21 W(標準)、58 W(最大)
ヒューズ7.5 A
GARMIN MARINE NETWORK™ ポート1(小型コネクタ)

LiveScope(ライブスコープ)LVS32 振動子

振動子を比較したことがないので、あまりコメントできないのですが、LVS32が普通の振動子、LVS34が良い振動子ということくらいしかわからないです。LVS34を使っている人に聞くと確かに映りは良いようです。が、LVS32でしか写せない魚もいるようです。個人的には良い方の振動子が欲しかったのですが、そもそもライブスコープ初心者なので機能差も分からないし価格差に負けてLVS32にしました。

ここまでは導入を検討していた当時の話ですが、実際に約3年使った体感としては、魚をとらえるだけならLVS32でも十分でした。ただ、後日、友人のLVS34を使わせてもらって実際に見たところ、確かにLVS32よりも映りがよく、魚の向きまではっきり見えました。

※LVS32は、2026年9月時点でガーミン公式サイトに製品ページがなく、販売店でも廃盤と表示されています。

ライブスコープ LVS32 振動子 仕様

モデルLVS32 振動子
本体寸法13.7 x 9.7 x 4.6 cm
重量0.9kg

LiveScope Plus(ライブスコーププラス)LVS34 振動子

LVS32との価格差に負けて細かいところは全く比較検討していないので簡単な仕様のみ記載しています。

ライブスコーププラス LVS34 振動子 仕様

モデルLVS34 振動子
本体寸法16.2 x 7.8 x 4.8 cm
重量1.02 kg

ライトライブスコープ LVS12 振動子

ブラックボックスを必要としないライブスコープの簡易版となるLVS12 ライトライブスコープ振動子です。使用できるのはGPSMAP8400シリーズ・ECHOMAP Ultraシリーズのモデルになります。

※LVS12は、2026年9月時点でガーミン公式サイトの販売終了製品として掲載されています。

ライトライブスコープ LVS12 振動子 仕様

モデルLVS12 振動子
周波数530~1,100 kHz
出力500 W
最大深度下方: (61.0 m) 前方: (61.0 m)
ピン数12-pin
ケーブル長20 ft.(6.1m)

ライブスコープ導入費用見積もり

ライブスコープの各製品は海外製品のためドル円のレートや昨今の物価高騰により値段が上下することがあると思いますので、以下は2023年12月時点の価格として、目安としていただければと思います。組み合わせにもよりますが、約50万円前後の費用は必要な感じになります。やはりお高いですね。

魚探本体

10インチ12インチ
ECHOMAP Ultra102sv:約34万円(税込)122sv:約49万円(税込)
GPSMAP1022xsv:約27万円(税込)1222xsv:約46万円(税込)

ブラックボックス/振動子

LVS32LVS34LVS12
GLS10 セット約20万円(税込)約36万円(税込)-
単体約15万円(税込)約29万円(税込)約10万円(税込)

※2026年9月時点のガーミン公式サイト(日本)の掲載状況です。LVS12とECHOMAP Ultra 102sv/122svは販売終了、LVS32は製品ページなし(販売店では廃盤表記)、GPSMAP 1022xsv/1222xsvと、LVS34+GLS10のセット(LiveScope Plus System)は掲載中です。現行価格は公式サイトに定価の記載がなく、要確認です。

GARMIN(ガーミン)ライブスコープ導入まとめ

最終的にコスパを考えて決定したのですが、魚探本体は10インチのGPSMAP 1022xsv、ライブスコープ振動子はLVS32を選択しました。魚探本体は、先にも記載した雨天での誤作動を避けられることも決め手でした。ちなみに、2D魚探は7インチを使用しているのですが、並べてみると10インチでもバカでかく感じました。なので、個人的には10インチで十分かと思っています。実際に使ってみても画面サイズに不足を感じたことはなく、大きいほど見やすいとは思いますが、エントリーなら価格との兼ね合いも含めて10インチがよいと考えています。また、振動子については、初心者であることと価格が決め手となりました。おおよそ倍の価格となるので、それだけの差が釣果に現れる気がしなかったためです。(釣果も2倍になるなら考えました^^)一旦は、GPSMAP 1022xsv+LiveScope LVS32のセットでスタートすることになりました。

導入から3年後の状況(2026年9月)

導入から約3年経った現在、LVS32振動子に不具合が出始めています。ジャイロの調子が悪かったり、ビームの一部の映りが悪かったりといった症状です。使えないほどではありませんが、気になり始めています。

買い替えるとしたら、LVS32は廃盤(販売店の表記)となっているため、候補はLVS34になります。ただ、価格が高いのが悩みどころです。時間が経つほど価格が上がるのではという心配もありますが、使えないほど壊れているわけでもないのに買い替えるのは…と、本気で悩んでいます。今のところは、できる限りLVS32を使い続けるつもりです。

修理という選択肢もあります。ガーミンの修理のご案内では、保証期間は通常1年間(直営店・公式オンラインストアでの購入は2年間)とされています。新品で購入したので、私の場合は2年だったと記憶していますが、いずれにしても現在は保証期間外です。同じ案内では、分解修理は行わず、改善しない場合は本体交換での対応となり、保証期間外は有償と案内されています。交換品が新品かリビルト品かは公式には記載がなく、リビルト品になるという話を聞いたことがあります。廃盤になったLVS32でも交換対応が続くのかは、確認できていません。(分かり次第、追記します。)

なお、2026年夏には、ブラックボックス不要とされるライブスコープ2(LVS42HD/LVS44)が発表されています。手持ちのGPSMAP 1022xsvで使えるかどうかは、公式の対応表での確認が必要です。

参考リンク

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