ダイワ 17 セオリー ~良いリールだったのに17モデルのみで廃盤となったモデル~

スピニングリール

使用していたスピニングリール(今はなきフルーガー シュープリームXT)のハンドルを踏んで折ってしまったので、代わりとなるスピニングリールを探してました。その昔、ダイワ チームダイワX(TD-X)2004C/CWを使用しており、再びダイワのリールを使ってみようかと思い探してみたのですが、イグジスト、ルビアスなど良いリールはあるのですが、価格がそこそこ高いのでミドルクラスのセオリーが良さそうだったので購入しました。まずは、使用頻度の高い2000番台の2004Hを購入して、ライトリグ全般で使用してみることにしました。使ってみた第一印象としては軽いということ。2004Hだと175gという当時としてはかなり軽いモデルで使い勝手はかなり良きでした。巻き心地も滑らかでミドルクラスのリールとしては十分満足できるモデルでした。

お気に入りということで他にも2500番台のモデルも2機種持っており、2506Hはスピニングでのヘビダンやシャッドの早巻き用に使っています。さらに、2508PE-Hはパワーフィネス用にということで購入しました。他にも2500番台で候補となるリールはあったのですが、PE用に作られているいうこととドラグが7kgあるということで購入を決定。セオリーにも2506という番手があるのですが、ドラグが3kgしかないのでこれは大きな差でした。

お気に入りのセオリーですが早々と廃盤になってしまったので、後継機種?としては19バリスティックFWになるのでしょうか…。外観はセオリーと非常に似ていますし、後継なので購入を検討する際には候補に挙がると思います。17セオリーと19バリスティックFWは何が違うのでしょう。簡単に比較してみるとこんな感じかと思います。

大きな差の一つとして、セオリーはLTコンセプトで作られたリールではないということ。ですが、マグシールドが搭載されており海水でも使用可能です。ちなみに、バリスティックFWは淡水専用になりますが、バスフィッシングに使用する分には淡水でも問題ないでしょう。細かいところでは、ダイワの新たな技術が詰め込まれておりギアがよりタフになっているとか、スプールやエアローターが軽くなっているとか、そのあたりに違いがでています。

ダイワ 17 セオリー のインプレッション/レビュー

価格、使用感ともに非常に気に入っているモデルなのですが、1点気になる箇所があるとすると、ハンドルの遊びが少しだけあるということです。これは購入当初からあったのか使用しているうちに遊びがでたのか不明です。もちろん、釣りをしている時には全くといってよいほど気にならないのですが、ハンドルを持ってみるとあれっ、少しガタついてる?と思う感じです。
実際の使用感などについては、他の人のレビューなども参考にしていただき、このリールを評価していただければと思っています。いくつかあるレビューの良いところも悪いところもまとめると以下の内容になります。

  • とても軽い
  • 塗装が弱い
  • デザインが高級感あり
  • 巻き心地がいい
  • ドラグ音が金属音で気持ちいい

カタログにも記載のある通りに、軽さとハイバリューモデル(たぶん、コストパフォーマンスが良いということ)ということに尽きるかもしれません。

ダイワ 17 セオリー のカタログデータ

クラスを超えた軽さ。多機能搭載ハイバリューモデル

マグシールド、ZAION製超軽量エアローター(3500・4000サイズはDS5製)、ATDなど最先端のダイワテクノロジーを盛り込んだモデル。新型コンパクトボディ+ZAIONローターが実現した185g(2506/2506H)。アングラーのベストパフォーマンスを引き出す。

DAIWA(https://www.daiwa.com/jp/)

搭載機能一覧

  • マグシールド
  • エアローター
  • ATD
  • ZAION(ザイオン)ボディ・ローター(※3500・4000サイズを除く)

その他の機能・仕様

  • DS5(ローター素材 ※3500・4000サイズのみ)
  • アルミスプール
  • アルミマシンカットハンドル
  • マシンカットデジギヤ
  • リニアシャフト
  • ABS II
  • クロスラップ
  • エアベール
  • ツイストバスターII
  • ラインローラーBB(1BB)
  • ローターブレーキ
  • リアルインフィニットストッパー
  • シャワー洗浄可

スペック(一部機種)

品名20042004H25062506H2508PE2508PE-H
巻取り長さ(cm)647572847284
ギヤー比4.85.64.85.64.85.6
自重(g)175175185185190190
最大ドラグ力(kg)223377
標準糸巻量 ナイロン(lb.-m)3-140
4-100
3-140
4-100
5-140
6-100
5-140
6-100
5-160
6-120
5-160
6-120
標準糸巻量 PE(号-m)0.4-120
0.6-100
0.4-120
0.6-100
0.8-130
1-100
0.8-130
1-100
0.8-150
1-120
0.8-150
1-120
ベアリング(ボール/ローラー)7/17/17/17/17/17/1
ハンドル長さ(mm)404550555055
ノブ仕様I型I型I型I型T型T型

分解図・パーツ価格表

ダイワ リールの分解図やパーツ価格などを検索できる「ダイワパーツ検索システム」がSLP(スポーツライフネッツ)より提供されています。セオリーだけでも17モデルだけだとはいえ、1000番台、2000番台、2500番台、3000番台、3500番台、4000番台と幅広く、ラインナップは1000番から4000番まで全11種類が展開されていますが、すべてのモデルを調べることができます。また、製品コードやJANコードでも検索することができます。
また、各モデル毎に展開図も用意されているので、中古で本体のみ購入した場合や捨ててしまった場合などでも安心できます。分解清掃などした際に組み立てたりする参考にもなりますしね。

ダイワ 17 セオリー を買う

17モデルしかないのですが、比較的どこのお店でも売られていたイメージなので中古でも在庫多めかと思いましたが、意外と少ないですね。廃盤になったモデルだけに当時も人気なかった機種なのでしょうか。個人的にはかなり使い勝手もよく、コスパも良かったのでお気に入りリールの一つなのですが…

中古リール

価格帯は、2000番は、12,359から17,025円程度です。(※2022年1月調べ)

ダイワ 17 セオリー おすすめアイテム

スピニングリールの糸止めは、リールについているストッパーは使っておらず、ダイワのネオスプールベルトを愛用しているのですが、とても気になる糸止めがあったのでご紹介。
その名も「motte-krukru (モッテ クルクル)」。使い方などは動画でご確認ください。

ダイワ 17 セオリー お知らせ

ストッパーに不具合のある商品が一部存在していることが判明したらしい。平成29年(2017年)の話ですが…

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