ダイワ ジリオン SV TW 1016SV ~コスパも含め、バーサタイルの本命リール~

ベイトリール

21モデルとして、新たにジリオン SV TWが発売され「ハイパードライブ デジギア」や「SV ブースト」などで巻き心地もシルキーになって、ダイワ特有の最後のひと伸びも解消されて飛距離も申し分なく完成度の高いベイトリールとなったジリオン SV TWですが、以前のモデルである16モデルもバリエーション豊かなギアレシオに加えて、わかりやすい色分けされたデザインが最高に好みです。また、アメリカのトーナメントで活躍するために作られたタフなモデルでもあります。

最初に購入を決めたのは6.3でスピナーベイトを中心とした巻き物に使えるリールを探しており、ロッドもスティーズ マシンガンキャスト タイプ2を使っていたため、ダイワに決めました。本当ならスティーズのベイトリールを合わせると良いのかもしれませんが、高価すぎて買えませんでした(涙)
ですが、合わせて投げてみたところ非常にバランスも良くキャスティングも気持ちよく決まるよいリールでした。

次に購入したのが、5.5モデル。こちらはクランクベイトを投げる際に使用したいと思い、ローギアのものを選択しました。ですが、まだあまり活躍させられていないリールでもあります。もちろん、巻き心地やキャストフィールは6.3と同じなので同じ巻き物で使うには非常に使いやすいです。見た目(ハンドルロックプレート)も6.3がオレンジ、5.5がシルバーとなっており分かりやすく、しかも並べて置いた時にかっこいいです。ちなみに、7.3がレッド、9.1がグリーンとなってます。揃えて買いたくなってしまいますよね。

ダイワ ジリオン SV TW 1016SV のインプレッション/レビュー

SVスプールのおかげでバックラッシュ知らずで、巻き心地も滑らかで十分満足のいくミドルクラスのリールだと思います。もし、注文を入れるとするならばバックラッシュしないということと相反するかもですが、飛距離がもう少しスムーズに軽い力でも出てくれれば更に問題ないのではないかと思います。airモデルだと飛距離は申し分ないのですがスプール剛性が心配になってしまいます。
実際の使用感などについては、他の人のレビューなども参考にしていただき、このリールを評価していただければと思っています。いくつかあるレビューの良いところも悪いところもまとめると以下の内容になります。

  • リールがコンパクト
  • 剛性が感じられる
  • クラッチがTWSの影響でやや重め
  • SVスプールでバックラッシュ知らず
  • 少し塗装が弱いかな
  • かなり使いやすい
  • 巻き取り時にラインが偏って巻かれてしまう
  • 飛距離はシマノに敵いません
  • キャストがめちゃめちゃ静かで滑らか

バスフィッシングにおいて、非常に使用範囲の広いバーサタイルリールといっても良いのではないでしょうか。個人的には、巻き物用にセットして使うことが多いのですが、もちろんハイギアも用意されているので、撃ち物にも最適なリールだと思います。

ダイワ ジリオン SV TW 1016SV のカタログデータ

タフコンセプトに初のSV搭載、ジリオンファミリーに死角なし

「TWS」 が 「SV コンセプト」 との相乗効果で真価を発揮。タフコンセプトのエース 「ジリオン」 がG1ジュラルミンSVスプールを搭載して新時代の快適さ・バーサタイル性能を手に入れた。TWS(T-ウイングシステム)が「これまで以上の飛距離」、大口径タフデジギヤ(ハイパー仕様)が「力強い巻取り」を可能にし、伝統のスピードシャフト機構が両者をよりスムーズにしている。淡水・海水を問わず、フィネスゲームからパワーゲームまで幅広く活躍。

DAIWA(https://www.daiwa.com/jp/)

その他の機能・仕様

■スーパーメタルフレーム
スーパーメタル(高強度アルミ)製のフレームで、リーリング時のねじれに対する剛性が高く、パワーロスを減少させて力強い巻取りを可能にする。
■タフデジギヤ
極めて滑らな回転を長く持続させるデジタル解析・切削技術を結集させた大口径ギヤ。
■タフ&リジッドクラッチシステム
精密で耐久性に優れたクラッチシステム。
■ソルトバリアタフクラッチ
海水での使用時の電触によるクラッチ固着などのトラブルを大幅に減少させる絶縁クラッチ構造。
■ドラグ調整クリック
ドラグ調整時にクリック音が鳴る機構。
■シャワー洗浄
流水による水洗いが可能。(洗浄後はオイル注油など取扱説明書に沿ったメンテナンスが必要です)

スペック

アイテム1016SV
1016SV-L
1016SV-H
1016SV-HL
1016SV-SH
1016SV-SHL
1016SV-XXH
1016SV-XXHL
巻取り長さ(cm)58677797
ギヤー比5.56.37.39.1
自重(g)195195195200
最大ドラグ力(kg)5555
標準糸巻量 ナイロン(lb.-m)16-40~80、14-45~9016-40~80、14-45~9016-40~80、14-45~9016-40~80、14-45~90
ハンドル長さ(mm)90909090
ベアリング(ボール/ローラー)8/18/18/18/1

14lb.で90m巻くことができるので、普段使っている12lb.だと約107m巻くことができるようなので、下巻きなしで使うと100m巻きのラインをキッチリ巻くことができそうです。

仮に10lb.のラインを巻く場合は、以下のような感じで下巻きをすると良いかもです。
参考までに…

10lb. – 75m10lb. – 100m
下巻き 12lb.(3号)45m24m
下巻き 14lb.(4号)34m18m
※かなり丁度なので、10~20%少なめに巻くのがおすすめ

分解図・パーツ価格表

ダイワ リールの分解図やパーツ価格などを検索できる「ダイワパーツ検索システム」がSLP(スポーツライフネッツ)で使うことができます。ジリオンも最新までの全モデルを調べることができます。また、製品コードやJANコードでも検索することができます。
中古で本体のみ購入した場合や捨ててしまった場合など、分解図があれば部品を確認できたり、分解した際に組み立てたりする参考になったりします。

ダイワ ジリオン SV TW 1016SV を買う

個人的には、デザインも含めてお気に入りのリールのひとつです。中古もそこそこ在庫がありそうなので、程度と金額をみて購入するリールを選択できると思います。中古の価格帯もかなり幅がありますが、ローギアよりはハイギアの方が比較的価格が下がっているように見えます。ハイギアの方が不人気なのかなとも思いましたが、在庫は一番汎用性がある6.3が一番たくさんありましたしね。ハイギア・超ハイギアが欲しい人は安価で買えてラッキーかも…

中古リール

販売価格帯は、7,508~25,410円程度(※2022年1月調べ)

ダイワ ジリオン SV TW 1016SV おすすめアイテム

やはり、ジリオンに装着したいパーツとして「SV ブースト スプール」になりますね。16モデルではSVスプールなので、SV ブースト スプールに換装して、21モデル並みに飛距離が得られれば最高ですね。
ちなみに、16 ジリオン SV TW以外にも、34mm径のSVスプールを搭載するベイトリール「16 スティーズ SV TW」「17 スティーズA TW」などにも対応しています。

SLPワークスのSVブーストスプールの解説動画はコチラ

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