シマノ 04 スコーピオンMg1000 ~デザインも機能も好きなリール、でも何故か出番少なめ~

ベイトリール

何用に購入したか覚えていないのですが、Availのスプールに換装していることもあり非常に軽いルアーを容易に飛ばすことができるリールになってます。今でいう、ベイトフィネスリールという感じです。見た目のデザインもシルバーの外装なのでスコーピオン感もないので、特別感がないのですがスコーピオンレッドに好き嫌いがでそうなので、シルバーボディーが好きな人も多いのではないでしょうか。

軽~中量ルアーには相性がよさそうですが、ミノー用にブラックレーベル FM 661LRBを使っているというのもありますが、アルファス SV TWを購入してしまいました。後から考えれば、スコーピオンMg1000がちょうどよいサイズ感や使用感ではなかったのか、とも思いました。バランスとしては、良さそうなのですがミックスでのセッティングがあまり好きではない(特にダイワとシマノ)のと、ミノーをジャークした時の糸ふけを素早く取りたいので、ハイギアを使いたかったということもありアルファス SV TWを購入しました。

手元にあるスコーピオンMg1000はというと、あまり出番がなくほぼ仕舞われている状態なのですが、スプールにAvailのマイクロキャストスプールをセットしており超々ジュラルミンの軽量浅溝スプールということもあり、04モデルのリールとは思えないくらい初速も早く、飛距離もでるリールに仕上がっています。さらに、パープルのスプールを換装しているので見た目のカスタムもお気に入りです。記憶が定かではないですが、もしかしたらBBも変更しているかもしれません。カスタムパーツとしては、同色パープルのスタードラグにも交換したいところですが、やりすぎていないところもお気に入りだったりします。

シマノ 04 スコーピオンMg1000 のインプレッション/レビュー

古いモデルであまり人気のモデルではなかった気がするので(知らんけど)、あまりレビューがないかもと思いましたがそこそこありました。
実際の使用感などについては、他の人のレビューなども参考にしていただき、このリールを評価していただければと思っています。いくつかあるレビューの良いところも悪いところもまとめると以下の内容になります。

  • 簡単に飛距離が出る
  • 軽いし、剛性も高い
  • 当時としては画期的な外部からSVS調整
  • ハンドルが短い
  • 間違いなく名作
  • 軽いルアーが良く飛ぶ
  • リール自体が軽い
  • ドラグが弱いが、バスでは十分
  • パーミングがしやすい
  • 少し塗装が弱い

個人的にはクセがなく非常に使いやすいリールだと思います。但し、中~重量級のルアーを投げるように使用するリールではないかもです。本体も非常に軽くできていますし、まさにライトウェイト・コンパクトなリールですね。ギア比が6.3しか用意されていないので、汎用性はありますが専門性では物足りないこともありそうです。

シマノ 04 スコーピオンMg1000 のカタログデータ

海での使用も可能。自重175g、ライトウエイト・コンパクト。
マグネシウムフレームでチューンされた超軽量「スコーピオン」。

扱いやすさとバーサタイルな性能で、バスフィッシングの本質を知るエキスパートアングラーからも信頼されるスコーピオン1000/1001をベースに、マグネシウムフレームと超々ジュラルミンメインギア&メインギア軸で軽量チューン。シマノ独自の表面処理により、海での使用も可能です。その自重は175gと超軽量。コンパクトなボディに軽さを加えることで、その扱いやすさは飛躍的に向上しました。スプールはエッジ厚を0.3mmまで削りこんで、極限ともいえるほどまで慣性力を軽減した超々ジュラルミンブランキングスプール。小型・軽量ルアーのキャストの際にも、軽くスムーズに立ち上がり、ディスタンスも容易に得ることが可能です。また、ベアリングには驚異の防錆性能を誇るシマノ独自のA-RBを採用。海での使用にさらなる安心感をもたらします。

■扱いやすさが安定した飛距離を生む。
外からのダイヤルでブレーキ調整が可能な「4×4SVS(フォーバイフォーエスブイエス)」。

ベイトリールのブレーキシステムとして完成されたSVS。それを基本にさらなる扱いやすさを追求したブレーキシステムが「4×4SVS」です。手動でON、OFFが可能な従来タイプのSVSのブレーキブロック3個と、常にON状態のブレーキブロック3個の合計6個を装備。そして、プレートのダイヤルを動かすと内側のリングが4段階にスライド。これが常にON状態のブレーキブロック3個に接触する仕組みで、従来タイプのSVSで4段階、ダイヤル操作で4段階、合わせて4×4=16段階の調節が可能です。まずはフリップオープンしてSVSを基本設定。状況に合わせてダイヤルでブレーキ力を調節することにより、常に安定した飛距離を生みだすことを可能にします。

SHIMANO(http://fishing.shimano.co.jp/)

仕様

■超軽量マグネシウム一体成型フレーム
■超々ジュラルミンメインギア&メインギア軸で強度を持たせた軽量化を実現
■サビに強いA-RB採用
■3つのSVSのON/OFFと4段階のダイヤルでのブレーキ調整を可能にするシステム 4×4SVS(フォーバイフォーエスブイエス)。16段階の調節が可能
■スーパーフリースプール
■スプールエッジ0.3mm超々ジュラルミンブランキングスプール
■アソビのないスーパーストッパー
■ブレーキ力の調整、スプール脱着を容易にするフリップオープン機構
■耐久性を強化したスプール軸の先端を受けるプレート
■左右専用形状ハンドルグリップ
■スペアブレーキブロック(大6個、標準6個)
■専用特殊チューニングオイル付

スペック

品番スコーピオンMg1000(右)スコーピオンMg1001(左)
ギヤ比6.26.2
最大ドラグ力(N/kg)39.2/4.039.2/4.0
自重(g)175175
糸巻量(号-m)3-100、3.5-90、4-80、5-65 3-100、3.5-90、4-80、5-65
最大巻上速度長6464
スプール寸法33/2133/21
ベアリング数
ボール/ローラー
4/14/1

純正のスプールでも12lb(3号)であれば100mをキッチリ巻くことができるので、下巻きなどは必要なさそうですが、ベイトフィネス的に軽量ルアーを投げることも考えるとフロロ8lbや10lbを巻く時にどれくらい下巻きをすればよいか毎回悩むのでメモしておきます。

8lb. – 75m8lb. – 100m10lb. – 75m10lb. – 100m
下巻き 10lb.(2.5号)60m39m46m21m
下巻き 12lb.(3号)50m33m38m17m
下巻き 14lb.(4号)37m24m29m13m
※かなり丁度なので、10~20%少なめに巻くのがおすすめ

※参考(ラインの号数・ポンド換算表)

号数(号)ポンド(lb.)強度(kg)標準直径(mm)
2号8lb.3.6kg0.24mm
2.5号10lb.4.5kg0.26mm
3号12lb.5.4kg0.29mm
3.5号14lb.6.3kg0.31mm
4号16lb.7.2kg0.33mm
5号20lb.9.1kg0.37mm

分解図・パーツ価格表

93スコーピオンから最新の21スコーピオンMDまでの製品名、コード、価格、分解図・価格表、取扱説明書を見ることができます。(※取扱説明書は11スコーピオンDCから)
中古で本体のみ購入した場合や捨ててしまった場合など、分解図があれば部品を確認できたり、分解した際に組み立てたりする参考になったりします。

シマノ 04 スコーピオンMg1000 を買う

なかなかお目にかからないリールなので、中古でもあまり出回っていないのではないかと思いましたが、中古釣り具なら何でもありそうなタックルベリーの「ベリーネット」で検索してみたところ、結構普通に在庫ありました。しかも、お手頃価格…

中古リール

販売価格帯は、3,465~9,346円程度(※2021年12月調べ)

シマノ 04 スコーピオンMg1000 おすすめアイテム

カスタマイズパーツとして、Avail マイクロキャストスプールを換装しているのですが、古い機種ということもあってもう販売はされていないようです。
在庫切れですが、メモとして。

■スペック
(材質)
・スプール部分:超々ジュラルミン
・シャフト部分:ステンレススチール
(重量)
・Microcast Spool SCP1032R 9.2g
 ※オリジナル4P-Brakeを装着した状態の重量です。
 純正スプール 13.8g
(ラインキャパシティ)
・12Lb 60m
・10Lb 70m

ちなみに8lbを巻くとすると89m、あまり巻かないと思いますが6lbだと117m巻くことができます。
念のためメモ…

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