ノーシンカーでは使ってないのですがノーシンカー用のロッドとして、スティーズ 651LFS SKYBOLT(スカイボルト)を所有しているのですが、ポークのノーシンカーとしてはやや硬い気がしてもう少し柔らかく投げやすいロッドがないかなと思って色々と調べてみました。候補としては、高すぎず試せるULクラスでやや汎用性もあるロッドがないかなと思い、以下の3機種に絞りました。
[候補1]tailwalk フルレンジ S63UL
シャッド、ノーシンカ―、ジグヘッド、ジグヘッドワッキ―、ダウンショット、ネコリグ、ムシ系ルアーなど、とカタログに記載されており説明でも幅広いライトリグの中心的なロッドという位置づけのようです。特にノーシンカーが使いやすいという感じてもないですが、ノーシンカー用および多少の汎用性を考えるとこの番手になるのではないでしょうか。ルアーウェイトも1/16ozからということで、ノーシンカー専用というよりはやはり汎用性のあるフィネススピニングロッドということかもしれません。
実際に店舗にてフルレンジ S63ULを触ってみたのですが、個人的な感想としてはハリのあるスタンダードなカーボンロッドという印象でした。どこかで使ったことがありそうな感じのクセもないロッドで非常に使いやすそうな感じでしたが、自重が少し重く感じました。ですが、他の候補としているロッドと比べてもほぼ同じ自重なのでバランスのせいなのか、気のせいなのか、先入観なのか、よくわかりませんが、少し重く感じました。
あと、なんと言っても魅力は定価で16,000円という価格ではないでしょうか。試しに購入してみるという価格としては非常に手の出しやすい価格かと思います。
tailwalk フルレンジ S63UL カタログデータ
ライトルアーバーサタイルスピン
tailwalk(https://www.tailwalk.jp/)
ライトリグ全般はもちろん、シャッド、70mmサイズのミノー、タイニーポッパー、ムシ系ルアーなど、幅広いルアーを高次元で扱えるバーサタイルモデル。キャストフィールと感度を優先したチューブラーモデルながら、クワセの間を魚に与えるしなやかさも持ちあわせる。オカッパリ用の一本としてもオススメ。
スペック
MODEL | S63UL |
ACTION | FAST |
LENGTH(ft.in) | 6.3 |
PIECE | 1 |
CLOSED LENGTH(cm) | 190 |
ROD WEIGHT(g) | 87 |
LURE WEIGHT(oz) | 1/16-3/16 |
LINE WEIGHT(lb) | 2-8 |
L1(mm) | 305 |
L2(mm) | 245 |
GRIP TYPE | E |
[候補2]DAIWA リベリオン 641UL/LXS
解説動画を見ていると欲しくなりますね。感度と軽さ、あとダイワテクノロジーのX45でねじれ防止などダイワのテクノロジーは詰め込まれており、上位機種との差もあまり感じないように思えます。リベリオンというネーミングにもあるように上位機種と戦える反逆者のようなレベルの高いロッドシリーズなのかもしれません。
使用用途(適合ルアー)をダイワのルアー適合表でみると、ノーシンカーリグ、ジグヘッドリグ、ジグヘッドワッキーリグ、ネコリグ、ダウンショットリグ、スモールラバージグ、プロップベイトが最適、スプリットショットリグ、ライトキャロライナリグ、ミノー、シャッドが適、バイブレーションが可となっていました。やはり軽めのライトリグ全般に使える汎用性の高いモデルであることがわかりました。特にバイブレーションまで可となっているのは少し驚きました。
ですが、ルアー対応ウェイトが0.6g(1/48oz)からなので、かなりライトウェイトのリグから扱うことが出来そうです。リベリオン 641UL/LXSも実際に店舗で触ってみたのですが、ダイワのロッドらしくハリがあり感度の良さそうなロッドでした。軽くてハリがあってしっかりしている印象なので、0.6gが心地よく投げられるのかなという心配もありました。実際に所有しているフィネス用のスピニングロッドはスティーズ 681ULXS-STやスティーズ 651LFSなので使用感としても全く違和感なく使える気がしました。6.4ftというレングスもかなり好みです。ですが、逆に所有しているロッドの感覚に似すぎていて追加購入する必要ありましたっけ?って雰囲気になってしまうので考えものです。
価格はというと定価で25,000円なので、購入価格で言うと2万円を切る価格で購入可能かもです。スペックの割にはお買い得感はありそうです。中古でも1.5万円前後なのでそれほど大きく価格は変わらないようです。
DAIWA リベリオン 641UL/LXS カタログデータ
ショートかつソフトなULティップセクションとベリーから急激に立ち上がるEXファストテーパーは、ロッドの振れ幅を抑え繊細な操作が十八番。ハードボトムの微かな変化を捕らえる高感度、スタックを躱す操作性。ライトリグが求めるアドバンテージを両立。
DAIWA(https://www.daiwa.com/jp/)
スペック
品名 | 641UL/LXS |
全長(m) | 1.93 |
継数(本) | 1 |
仕舞(cm) | 193 |
自重(g) | 87 |
先径/元径(mm) | 1.3/8.9 |
ルアー重量(g) | 0.6~5 |
ルアー重量(oz.) | 1/48~3/16 |
ライン(lb.) | 1.5~4 |
ラインPE(#) | ー |
カーボン含有率(%) | 99 |
[候補3]レジットデザイン WILD SIDE WSS61UL
ライトリグの基本形ロッドでダウンショットなどに適しているようですね。ソリッドティップモデルの「WSS-ST61UL」はフッキング重視、もう少しパワーが欲しければ「WSS61L」という使い分けのようです。しかし、解説を聞いていると少し重めのシンカーで使うと相性が抜群という感じの解説だったので、ノーシンカーで使うには強すぎる感じになってしまうのか心配になります。ですが、UL表記なのでノーシンカーが使いにくいってことはないと思いますが…
店舗でWSS61ULを触った感じはフェンウィックやレジットデザイン特有のアラミド繊維の特徴であるしなやかさを感じたので、他のメーカーのULに比べると柔らかいイメージを持ち、軽いものを投げやすい印象も持ちました。何より投げていて気持ちよさそうよいう印象を持ったので現段階では最も購入して使ってみたいロッドかもです。
適合ルアーウェイトを見ると0.9gからとなっているので、ダイワでいうとLクラスのようにも感じます。が、レジットデザインのチューブラーブランクモデルでは最もライトということなので、問題ないような気がしますが、色々と気になります。
皆さんのレビューを見てみると
- 1/32~1/16ozジグヘッド、ダウンショット、ネコリグ
- 2.2gのダウンショット
- 5gくらいまでの小型ハードベイト
など割と普通のライトリグから小型バードベイトという守備範囲な気がして、欲しいロッドからは少し違う気がしていますが、ティップは繊細だがデカバスにも負けないトルクがある、ともコメントがありやはり使ってみたいと思わせます。
価格としては定価で29,000円ですが、割引がほぼない感じのようなので、3万を切るモデルという認識でよいのかもしれません。中古で見るともう少し安く買えそうで(程度にもよりますが)2万円前後で購入可能なようです。
レジットデザイン WILD SIDE WSS61UL カタログデータ
シリーズ中最もライトなチューブラーブランク。徹底的にこだわったのは超軽量リグの操作性。しなやかでクセのないベンドカーブを持ち、投げやすく、シェイク、ズル引き、リフト&フォールなど、あらゆるアプローチにも対応する操作性を実現しています。ライトリグの釣りで成否を分けるのは、リズム。シャローからスーパーディープに至るまで、リグを正確にアプローチして、思い通りに操ることでアングラー側に釣れるリズムをもたらしてくれる、そんなロッドに仕上げてあります。24トンカーボンを多めに配し、バット部は40トンカーボンでしっかり補強、アラミド繊維によるフルラッピングによる恩恵でリフトパワーは想像以上。ライトラインをいたわりつつ、素早く確実なランディングへと導きます。
LEGIT DESIGN(https://legitdesign.co.jp/)
スペック
モデル | WSS61UL |
全長 | 6ft.1inc |
標準自重 | 85g |
アクション | MF |
グリップ長 | 205mm |
先径 | 1.2mm |
元径 | 8.5mm |
継数 | 1pc |
適合ルアー | 0.9-5g |
適合ライン | 2-5lb |
カーボン | 85% |
アラミド | 10% |
グラス | 5% |
[追加候補]DAIWA ブラックレーベル 691ULFS
候補としていた、3候補のUL機種に追加して気になる機種を発見。09モデルなので少し古いロッドになるため、現行モデルに比べて自重は少し重いですが、ノーシンカーには最適なULロッドに思えます。しかし、中古で1万円を切る価格で購入できるのは魅力かも。ロッド長は少し長い気もしますが…
- ノーシンカーや0.6g~1.5gまでのジグヘッドやネコリグに使用
- シャッドやミノーにもベスト
- ロングキャストで極小ルアーを見つけたバスにプレッシャーを与えることなくアプローチ
- こんなロッドほしかった!!
- 3インチ以下の極小ルアーを使うサイトフィッシングで使えるモデル
とべた褒めのコメントもあり、感度も良いようです。これは買いか!?
更に補足ですが、ブラックレーベル691ULFSと似たようなモデルが存在したことが発覚!それが、ブラックレーベル631ULFSとブラックレーベル681ULFSというモデルです。3機種とも適用ルアーは1/64~1/8oz.と同じなので何が違うのか悩むところ。細かく見てみると691ULFSは2009年に発売されたモデルなのですが、その後の2011年に発売されたモデルが631ULFSで、691ULFSの短い版にも感じますがカタログには「691ULFSの6’3”バージョンではなく、タフコンディションでのライトリグにフォーカスし『リグの操作性』、『掛け感』と『掛けてからのリフト力』を追求した。」との記載があります。
また、681ULFSは、691ULFSがカタログ落ちした2017年に発売されたモデルで長さも微妙に短いモデルですが、カタログにはウルトラライトフィネスロングモデルの記載があり「超ライトリグをはじめ表層ピクピク系や虫系、i字系ルアーなどの表層系ルアーのみならず、ミドストやボトストなどの水中の感覚的な操作が鍵を握る釣法にも対応し、繊細なティップからベリーがノー感じにならずに長さを感じさせない操作が可能。」とあります。一部のレビューでは先重りするとのコメントもありました。631ULFSも681ULFSもミドストやボトストの記載があるので、少しレギュラーテーパー気味なのかもと思ってしまいました。ブラックレーベルのフルモデルチェンジの2019年まで発売されていたモデルなので、中古でもまだ価格は少し高めのようです。
DAIWA ブラックレーベル 691ULFS カタログデータ
スプリットショット、ライトキャロライナリグをタフコンデションでも違和感なく喰わせるティップを持つ超センシティブ・フィネスロッド。掛けてから魚の引きに何処までも粘り、ためるHVFカーボン肉厚設計。3inch以下のノーシンカーリグをロングキャストできるキャスト性能はタフコンディション下で外せない一本。また冬~春にかけてのリップラップでのシャッドにも能力を発揮する。ガイドはトップからベリーにおいて感度に優れたチタンフレームSiCガイドを装備。
DAIWA(http://www.daiwa.com/jp/)
スペック
アイテム | 691ULFS |
全長 ft.(m) | 6’9″(2.06) |
継数(本) | 1 |
仕舞(cm) | 206 |
自重(g) | 110 |
先径/元径(mm) | 1.4(1.3)/8.6 |
ルアー重量(g) | 0.45-3.5 |
ルアー重量(oz.) | 1/64-1/8 |
ライン(lb.) | 2-4 |
ライン PE(#) | - |
カーボン含有率(%) | 96 |
DAIWA ブラックレーベル 691ULFS を買う
- ベリーネット
販売価格帯は、6,884円~9,240円(※2022年2月調べ)といったところ。アンダー1万円でこのスペックはお値打ちロッド!本当に買いかも。
DAIWA ブラックレーベル 691ULFS 購入レビュー
色々とULクラスのロッドを検討したのですが、最後に目に留まったブラックレーベルを購入してしまいました。中古しかなく新品が店頭などで販売されていないので、手に持って感覚を試せないですが、価格も格安で試しに購入という感じで購入しました。
早速使ってみた感覚としては、以下の通りです。
- 長さのせいか、やや持ち重りする気がする
- ULにしてはフニャフニャ感はなく、やや硬めに感じますが、軽いルアーが不思議と飛ぶ
- 何となくEVAグリップに違和感がある、太いのかな…
- 6.9フィートは長くて取り回しが悪いかなと思いましたが、意外と感じない
実際に魚をまだ掛けていないので、やり取りや実際のパワーに関しては実感できていないので、入魂情報については追って投稿していきたいと思います。
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