ジャッカルポイズンヘリテージ HS-68UL-i “i-spec68” Seira Minnow Custtom ～投げたらびっくりするキャスティングフィール、専用機はスゴイ～

i字系のプラグが流行りだした当時にジャッカルから発売されたロッドなのだが、名前からも分かる通りi字系ルアー専用のロッドです。もちろん、i字系プラグのために購入したロッドになり、今でも主にi字系ルアーを使う際に使用しています。i字系以外では、小型のプロップベイトを投げる際にも使っています。

i字系プラグのキモとして、まっすぐ引くこと、同じ速度で引くことなどがありますが、さらに必要なこととして飛距離を出すことがあります。この飛距離を出すということにおいてもこのアイスペック68は圧倒的です。もちろん、飛距離がでるだけでなく、投げやすさも兼ね備えており、始めて「静乱ミノー70S（セイラミノー70S）」をキャストした際はあまりにもスムーズに飛んでいき、今まで感じたことのない伸びで圧倒的な飛距離に感動した記憶があります。過去にもこれほど気持ちよく投げられるロッドは他にはありません。

ロッドの使用感ではないですが、i字系やプロップベイトを使う際の注意点としてスーッと一直線にルアーをブラさずに引いてくるということ。なので、ルアーを引いてくる際にはルアー、ライン、ロッドを一直線に構えて使うと良いです。ロッドとラインを90度に構えて引いてきてしまうと、波やルアーの抵抗でロッドがしなり反発する際に必要以上に動きがでて揺れてしまったり速度が変化してしまいます。ルアーを一定速度で巻くことがキモとなるので、リーリングにもコツが必要で、リールのハンドルを握らずに指先一本でリトリーブすると良いようです。が、個人的にはこの指先一本で巻く巻き方が苦手なので、なるべく一定に巻けるようにダブルハンドルに付け替えています。

HS-68UL-i アイスペック68 のインプレッション/レビュー
HS-68UL-i アイスペック68 のカタログデータ
1. スペック
HS-68UL-i アイスペック68 を買う
1. 中古ロッド
HS-68UL-i アイスペック68 おすすめルアー
おまけ（i字系の極意）

HS-68UL-i アイスペック68 のインプレッション/レビュー

使用感などについては、非常に印象がよく専用機という意味では使いやすロッドだと思っていて個人的にはお気に入りロッドの1本です。ですが、実際に購入を検討されているようであれば、他の人のレビューなども参考にしていただき、このロッドを評価していただければと思っています。
しかし、使っている人が少ないのかレビューは極端に少ないです。

レギュラーペーパーのキャストのしやすさ

HS-68UL-i の表記はULですが普通のULのスピニングに比べてしっかりしている印象があり、バスを掛けても負ける感じがしません。カタログにもあるようにティップはしなやかですが、バットはトルクがでるように作られているのかもしれません。なので、頼りなく不安を感じるロッドでは全くありません。投げるだけでなく、魚を掛けても面白いロッドになっています。

HS-68UL-i アイスペック68 のカタログデータ

直線軌道・i字系を最大限に活かす専用機。
2009年に話題となったセイラミノーや定番のiシャッドなど、直線軌道で威力を発揮するi字系ルアーを想定したスペシャルモデル。このスタイルの釣で最も重視されるのが飛距離。ナチュラルな波動でバスを引き寄せ、違和感無くバイトに持ち込む為には十分なプロダクティブゾーンが必要となります。6.8ftのロングレングスのiスペックはキャスト時にルアーウェイトがしっかり乗るレギュラーテーパーに適度な張りを持たせることで、同クラスのロッドと比較しても遠投性能に優れています。とはいえ、ティップはショートバイトをしっかりと引き寄せるのに十分なしなやかさを併せ持ち、パワーを持ったベリーは確実なフッキングへと持ち込みます。
JACKALL(https://www.jackall.co.jp/)

タングルフリーガイドシステム採用。
Fuji T-KTSGガイドを採用しPEラインへの対応も万全です。
マルチディレクションブランク
ロッドの原材料となるプリプレグ（カーボンシート）は単一方向の繊維で構成されているため上下からの負荷には潰れが発生しやすくなります。これを防止するためにジャッカルでは多方向にプリプレグを組合せることで強度を向上させました。