レジットデザイン WILD SIDE WSC-G66ML ~やっぱりクランクやるならグラスでしょ、しかも100%ピュアグラス~

ベイトロッド

クランクを真面目にやりたいと思って、クランキングをやるならグラスロッドだろと思って探し始めました。最近ではグラスコンポジットとかでもクランキングロッドとして紹介されているが、やはりグラスを使ってみたいと思いました。普段はカーボンロッドを使っているので、しっかりしなる、ゆっくりしたアクションのロッドが苦手で上手く投げられずにストレスになってしまい、過去にも使用頻度が極端に落ちてしまい手放したロッドもあったので、あまり高価なものではなく且つグラス素材を楽しめるものを探していました。候補の一つは中古ロッドで何かよいものはないか、もう一つは手頃な価格帯で展開しているレジットデザインのロッド。北大祐選手のバサーオールスタークラシック2016のウイニングロッドでもあった。(でも、気になり始めたのは2020年のウイニングロッドでグラススピニングのWSS-G62Lがきっかけだったりもする)

また、ティムコで長年にわかりフェンウィックのロッドを手掛けてきた鬼形毅さんの作ったメーカーであるというのも気になるポイントだったりしました。フェンウィックのロッドは何本か持っており、決して感度重視のカーボンロッドのようなキンキンな感じではないのですが、フェンウィック テクナGP TAV-GP66CMHJTAV-GP66CMJに良い印象と多くのバスが釣れたというイメージを持っているので、なんとなくレジットデザインにも良い印象を持っていて、特にノリを考えてロッドを選ぶ際にフェンウィックだと高いな~、という時に候補にあがったりする。

先に書いたようにとりあえずグラスロッドが使ってみたいという感じなので中古でもよいかなと思ってWSC-G66MLを見てみたものの意外と新品と変わらない値段で売られていた。比較的新しいロッドだからか、それとも人気の機種で値下がりがしないのか、それとも…と色々と考えたが値段の差も考えて新品かなと思いつつも、中古も選択肢に入れて考えました。何故なら噂ではLEDIT DESIGNの竿は当たり外れがあり、比較的「折れた」という話を聞くので中古の方が誰かが使ったものなので(変な話、誰かがテストをしてくれたようなものとも考えられる、もしくは修理済み)安心してるかるかもとも考えたが、値段の差がなさ過ぎて悩む…

WILD SIDE WSC-G66ML のインプレッション/レビュー

初めてのグラスロッドなので購入しても使いこなせるのかが気になって人のインプレやレビューを見てみました。元々個人的にグラスロッドは、重い、ダルい、感度が悪い、投げにくいなどのイメージを持っていたのですが…

  • グラスらしからぬシャッキリとしたフィーリング
  • ロッド単体だと先重り感が強めだがリールをつけると問題ない

と好印象なインプレが見受けられますが、あまり数がないですね。グラスロッドはまだ多くの人が使ってないのでしょうかね。

WILD SIDE WSC-G66ML のカタログデータ

グラス100%でデザインされたブランクは、ネガカリ回避性能、バイトへの追従性、掛けたらバラさないしなやかさを、コンポジットロッドや張りの強いグラスとは比較にならないレベルで実現しています。テーパーデザインとガイドセッティングの相乗効果で、ラインを遊ばせ、ティップのブレを残すことでクランクの挙動を把握し、クランクのアクションを最大限に引き出すことが出来ます。中層高速クランキングでも薄皮一枚を乗せるフッキング性能と掛けたらバラさないしなやかさはピュアグラスならでは。JBトップ50北大祐とともにレジットデザインがつくりあげた自信作。

REGIT DESIGN(https://legitdesign.co.jp/)

スペック

アイテムWSC-G66ML
全長6ft.6inc
標準自重140g
アクションMS
グリップ長220mm
先径2.2mm
元径13.5mm
継数1pc
適合ルアー7-14g
適合ライン10-16lb
カーボン/アラミド/グラス0%/0%/100%

解説動画

WILD SIDE WSC-G66ML を買う

中古ロッド

販売価格帯は、20,559~26,888円程度(※2021年5月調べ)
中古の上限価格は、新品で購入する価格と変わらないですね。

WILD SIDE WSC-G66ML で使ってみたいルアー

クランクベイトと言ったらコレ、大定番の「O.S.P ブリッツ」

やはり、レジットデザインのロッドに合わせるなら北選手のルアーメーカー Pay Foward の「ワンエイト」

おまけ(Basser Allstar Classic 2016 優勝動画)

ところで、グラスロッドって?

そもそもグラスロッドってどんなものなのでしょうか。グラスロッドは、グラスファイバー(ガラス繊維強化プラスチック)をブランクスの素材に用いた釣り竿で、バス釣りではトップウォーターやクランクベイトなど、比較的速い展開の釣りで使うことが多く掛かった魚を向こう合わせて掛けることができ、弾かないというメリットがあります。また、グラス素材はフルソリッドのグラスロッドの他にもソリッドティップと呼ばれるカーボンロッドの先端にだけ使われたりします。

特徴としては、粘りが強く、良く曲がるが、重く低弾性という特性があり、カーボンロッドに比べて少し感度が悪いという欠点もあります。が、使いどころによっては利点であったりもします。例えば、巻き物の釣りなどでは、アタリを感じてすぐに竿を煽って合わせてしまうと乗らないということが起きてしまうので、逆に感度が悪いことで魚が掛かって反転してからアタリを感じることがメリットになったりもします。低弾性で弾かない素材のため魚に違和感を与えずにルアーなどをしっかりと食わることもできたりします。

また、グラスロッドのブランクスはよく曲がり折れにくいというメリットもあります。なぜ折れにくいかというと、カーボンロッドの場合はカーボン繊維を薄く巻くことでブランクスも中空になっており、ブランクが曲がるとパイプは楕円に変形し耐えきれなくなると破断して折れることになるが、グラスロッドはグラスファイバーを肉厚に巻いたり、中身の詰まったソリッドのブランクスにすることで竿が曲がったときにブランクスの円形状が曲がっても楕円になりにくくなります。とはいえ、潰れて折れることは当然あります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました