レジットデザイン WILD SIDE WSS64UL For Mid Strolling ~もちろんミドストのために買ったロッド~

スピニングロッド

春先にミドストをやろうと思って色々と調べていたら、ミドストをやるにはミドストに適した竿でやる必要がありそうということで、入門として使いやすくお手頃な竿がないか探していました。ミドストといえばまずはフェンウィックが思いつき調べてみるとフェンウィック ACES64SULJ という”Mid Strolling Special”があるもののなかなかお高い。リンクスシリーズにも LINKS64SULJ というモデルや古い竿だと テクナGP TAV-GP64SULJ などという安価で購入できるミドストスペシャルがあったので悩む。結果、レジットデザインのWILD SIDE WSS64ULを購入することとなった。

購入する際に初めてのミドストロッドということで中古での購入も考えましたが、新品と中古の価格にあまり差がないため新品での購入を決めました。

実際に購入して使ったみた感想としては、やはりミドスト専用の竿だけあってミドストがやりやすいのではないかと思います。ロッドティップをある程度のふり幅、一定のリズムで動かすことを簡単にできるように設計されています。もちろんティップを振りやすくなってるのでティップの重さも意図的に作られているため、非常に軽量な竿という印象はありません。

なので軽くもなく、シャキッともしていないのでミドスト以外の用途での使用が難しく登場回数が減ってしまうのではないかとも思っています。(ミドストの竿も割にはシャキッとしているらしいです。)特にミドストは春の釣りというイメージもあるので余計に登場回数は少なくなってしまいそうです。ですが、実際ミドストも春の釣りではなく年中使えるテクニックとなっています、特に水温の下がる秋にも絶大な釣果を出せる釣りのようです。

また、レジットデザイン(またはフェンウィック)特有のアラミド繊維も入っているので、粘りがありトルクもある感度の良い竿に仕上がっているのではないかと思っています。まだ釣れていないのでイメージですが…

Aramid Reinforcement(アラミド繊維)
パラ系アラミド繊維は特に強度、防弾、防刃性に優れた素材で、防弾チョッキや自動車のブレーキパッドなどの摩擦材やタイヤの補強材、航空機素材などに使用されています。アラミド繊維を一方向あるいは二方向に張り巡らしたシートは橋梁の耐震補強などにも使われ、頑強さとしなやかさを併せ持つ優れた素材として広く使用されています。
WILD SIDEではこのアラミド繊維を多方向に隙間なく張り巡らせたカーボンシートを補強材として採用し、ティップからバットエンドまで(ソリッドティップ部は除く)巻き上げることで、ねじれや潰れへの耐性としなやかな復元力をブランク全体に漲らせることに成功しています。

LEGIT DESIGN(https://legitdesign.co.jp/)

WILD SIDE WSS64UL のインプレッション/レビュー

実際に購入を検討されているようであれば、他の人のレビューなども参考にしていただき、このロッドを評価していただければと思っています。いくつかあるレビューをまとめると以下の通りの内容になります

  • なんといっても安い(フェンウィックに比べてだけどね)
  • コスパが良い
  • ミドストに特化したロッド
  • ミドストど真ん中のロッド
  • 1.3グラムまでのネコリグ、1.3グラムまでのDSにも使用してます
  • i字系の釣りにおいても凄く使いやすい
  • 基本は立てさばきのロッド

やはりミドストで使いやすいロッドかと思いますが、中弾性のしなやかな特性を持ったロッドなのでミドスト以外にもハードベイトの釣りにもよいのではないかと思うので、もちろんハードベイトのミドストの「グリマー」やバイトを弾かないということでシャッドの早引き、小型のトップウォータープラグなどでも使ってみたいと思います。弾かないけどトルクがあるって凄いメリットですよね。

個人的なお気に入りポイントとしてフックホルダーが標準で装備されている点です。フェンウィック ゴールデンウィング ツアーエディション GWT610CLP+Jにも装着されているので、フェンウィック譲りの機能なのかもしれません。

あと気になるポイントとしては、ロッドティップがしなやかなので破損してしまわないか気になります。特に車に積み込む際などにロッドホルダーなどにぶつけてしまい折ってしまいそうなので、別途ティップカバーを購入して移動の際は取り付けるようにしています。実際にどれくらい壊れやすいのかは不明ですが…

WILD SIDE WSS64UL のカタログデータ

WSS64UL
ライトリグによる中層攻略法として欠かせないミッドストローリング(ミドスト)。水面直下からボトム直上までを攻略するこの釣りはロッドの選択が重要です。ミドストSPとして開発されたこのロッドはリグをロールさせる繊細なティップ、理想的なフッキングを実現するベリー、バスを寄せるバットを1本のブランクにまとめ上げ、しなやかさとパワーを両立させるアラミドレインフォースメントによって全身補強。専用ガイドセッティング、グリップレングスなど、全てがミドストという技術を習得、あるいは極めるためにデザインされています。

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  • ガイド・ティップ
    ブランクをしっかり振りやすく、ラインスラックをコントロールするミドスト専用ガイドセッティング
  • ブランク
    高弾性+中弾性カーボン+アラミドレインフォースメント採用のブランクに、”For Mid Strolling”の文字がミドスト専用ロッドの証。
  • グリップエンド

スペック

モデルWSS64UL
全長6ft.4inc
標準自重90g
アクションMS
グリップ長220mm
先径1.3mm
元径8.7mm
継数1pc
適合ルアー0.8-5g
適合ライン2-5lb
カーボン85%
アラミド10%
グラス5%

解説動画

レジットデザインの専務取締役でもある鬼形毅氏がWSS64ULについて解説しています。

さらに、レジットデザインの代表取締役である飯高博文氏がWSS64ULでのミドストを解説しています。

WILD SIDE WSS64UL を買う

新品ロッド

中古ロッド

販売価格帯は、21,368円~22,037円(※2021年8月調べ)といったところで、あまり値崩れしていない印象ですね。

WILD SIDE WSS64UL おすすめルアー

リューギのヴェスパは、フックサイズが#3、#2と2種類あり、重さも1/48oz(0.6g)、1/32oz(0.9g)、3/64oz(1.3g)、1/16oz(1.8g)、3/32oz(2.7g)と5種類ありますが、個人的には#3の0.9gと1.8gがお気に入りです。

ミドストのワームも沢山ありますが、フラッシュJは代表格の一つではないでしょうか。
ワームの内部に「アルミホイルインサート」するという斬新なシステムによりローリング時のフラッシングもさることながら、アルミホイルインサートがしなりパキパキと背骨がしなるサウンド効果を生み出すというワームちょっと変わったワームですが、今では普通に感じる程にメジャーになりましたね。

ハードルアーでミドストといえばこのルアー「グリマー7」。発売当初は、ハードルアーなのにミドストができ、しっかりとロールするのでびっくりしました。

おまけ(ミドストの解説動画)

小森嗣彦選手のミドスト、ボトストの解説動画。

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