シマノ スコーピオン アンタレス ~20年以上前のリールだが、未だピカピカ~

ベイトリール
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1998年にシマノから発売されたベイトリール「初代アンタレス」。初代アンタレスはスコーピオンの冠が付いたリールとして発売されました。スコーピオンの名が付いたアンタレスはこのモデルのみのようです。名機というか伝説といっていいほどのリールではないでしょうか。未だに衰えることのないデザインや性能も唯一無二ではないかと思います。

で、今はメインでダイワのリールを使うことが多いのでダイワのリールに変えてもいいのですが、買い替えるつもりもなく、未だに現役で使っているリールなのですが、単に気に入っているということもありますが、スコーピオン アンタレスに代わるリールがないのも事実で、使い続けている理由でもあります。主にガンクラフト デッドソード KG-00 6-710EXHに合わせて、ビッグベイト用に使っています。もちろん、アンタレスのキャストフィールや堅牢さもさることながら、ビッグベイトの釣りで良いと思っているのは245gというリールの自重になります。思いルアーを扱う際に重めのリールがバランサーとなって先重りしないバランスとなっています。

軽いリールが多い現行リールの中でも現行「アンタレス」は220gありそこそこ重いリールだったり、ダイワだとロープロ最強リールと名高い?「Z BLACK LTD.」もレーシーなデザインでかっこよく重量も265gとやや重めのリールなのでビッグベイトに合わせても良いかなと思ったりしますが、まだどれも買い替えるほどのモチベーションには至らないのが現状になります。ちなみに、ダイワからヘビーライン対応、ビッグベイト・ジャイアントベイト用のベイトリール「TATULA TW 300/400」が発売されていますが300gオーバーの重量は流石に重すぎる気がします。個人的には、ジャイアントベイト導入の際には検討したいです。

シマノ スコーピオン アンタレス のインプレッション/レビュー

この初代アンタレス(アンタレス5含む)はレビューの数を見てもかなりの人が使っているようです。実際の使用感などについては、他の人のレビューなども参考にしていただき、このリールを評価していただければと思っています。いくつかあるレビューの良いところも悪いところもまとめると以下の内容になります。

  • キャスト時の静かさ
  • 圧倒的な飛距離
  • ブレーキ設定が難しい
  • 巻きごこちが良く
  • 存在感、所有感
  • 重い
  • キャストフィール
  • 剛性感、耐久性
  • カバー撃ちの際のピッチングがヤバイ
  • ブレーキが合わないとバックラ
  • ピーキーなブレーキ設定
  • ハンドルは短い
  • 氷のように冷えるボディ

個人的にはキャストフィールも滑らかで非常に良い感じですし、剛性もキッチリとれている気がするので、重量さえ気にならなければ良いところだらけのリールかと思います。特にデザインは唯一無二のデザインで後にも先にもアンタレスだけではないでしょうか。

シマノ スコーピオン アンタレス のカタログデータ

すべてのエキスパートアングラーに贈る、スコーピオンの最高峰モデル「アンタレス」。

低慣性力・大口径、マグネシウム製「Gフリースプール」を搭載したギア比6.2の「アンタレス」、Heavy-Duty仕様でソルトウォーターゲームにも対応するアルミパワースプール搭載の「アンタレスVersion2」、「Gフリースプール」搭載のギア比5.0モデル「アンタレス5」。感性をも満足させる全5機種のバリエーションは、自分のスタイルにこだわるエキスパートアングラーのあらゆる戦略に対応します。更にスタイルに合わせたセッティングを可能にするチューンナップパーツも設定するなど、そのきめ細かなこだわりは、スコーピオンの最高峰モデルとして、より多くの人に納得の「アンタレス」を手にしてもらうためのプライドなのです。

ギア比6.2、ハイスピード&センシティブ。
ギア比6.2がもたらす、きわめてセンシティブなリトリーブフィールは、フィールド・ルアー・メソッド等を問わずオールマイティーに活躍。ハンドル一回転で72cmを誇るリトリーブスピードは、ラバージグやワームなど、手返しの速さや感度を重視する場合に特に有効。ハンドルには35mm・レギュラーハンドルを採用しました。

SHIMANO(http://fishing.shimano.co.jp/)

仕様

■低慣性力・37mm大口径、マグネシウム製Gフリースプール(アンタレス・アンタレス5に採用)
■ナイロンライン20lb.を115mストック。マイルドな扱いやすさを備えたアルミパワースプール(アンタレスVersion2に採用)
■Super SHIP搭載、ボールベアリング10個(そのうち、アンタレス・アンタレス5のスプールを支持する両端の2個はサイレントグリスレスタイプ)
■キャスト時のスプール軸の接触抵抗を可能な限り取り除いたスーパーフリースプール。アンタレス・アンタレス5のスプール軸にはチタンを採用
■SVS(可変遠心力ブレーキ)
■メタニウムミラーフィニッシュ
■メタニウムXTより4mm低くおさまるロープロファイルボディ
■レフトハンドル・ライトハンドル専用形状グリップ。それぞれのグリップにボールベアリングを2個内蔵
■フリップオープン機構
■クリック付きドラグつまみ。ドラグには高性能カーボンワッシャーを採用
■0.35mmマイクロピッチ・高精度クリック付きキャストコントロールつまみ
■35mm・レギュラーハンドル(アンタレスに採用)
■42mm・ロングパワーハンドル(アンタレスVersion2・アンタレス5に採用)
■スペアブレーキブロック(大6個、標準6個)
■グリスレスベアリング専用特殊チューニングオイル
■リールシートスペーサー付

スペック

品番スコーピオン アンタレス(右)スコーピオン アンタレス(左)
ギヤ比6.26.2
最大ドラグ力4.54.5
自重(g)245245
糸巻量(号-m)3-100、3.5-90、 4-80、5-65 3-100、3.5-90、 4-80、5-65
最大巻上速度7272
スプール寸法37/2237/22
ベアリング数
ボール/ ローラー
10/110/1

ラインは普段16lb.(4号)を巻いているので、アンタレスの純正スプールだと約80mしか巻けないので 、150m巻きのラインを購入して半分の75mを巻くという使い方が下巻きもせずに使用できるので良いかもしれません。3号(12lb.)より細いラインを巻く際は100m巻きのラインがちょうどですね。それ以下の10lb.ラインなどはあまり使用するイメージがないですが下巻きが必要になってくるかもです。そんなときは、リールの下巻き量計算ツールが便利です。参考までに…

分解図・パーツ価格表

初代のアンタレス(98スコーピオンアンタレス右)もちゃんと製品名、コード、価格、分解図・価格表が用意されているんですね。(※取扱説明書は03-04アンタレスARから)
中古で本体のみ購入した場合や捨ててしまった場合など、分解図があれば部品を確認できたり、分解した際に組み立てたりする参考になったりします。嬉しいですね。

シマノ スコーピオン アンタレス を買う

アンタレスといえば、見た目もさることながらシマノの超高級ベイトリールというイメージ(実際そうだと思います)ですが、かなり古い機種といえ現状この価格帯で購入できるのはうれしい限りです。外装も強いので見た目もキレイだと思いますので、お買い得かもです。

中古リール

価格帯は、4,620~9,240円程度(※2022年1月調べ)

シマノ スコーピオン アンタレス その他モデル

スコーピオン アンタレス5

ノーマルモデルのギア比6.2に加えて、ギア比5のローギアモデルがありました。

SHIMANO(http://fishing.shimano.co.jp/)

それはスコーピオンの主星としてのプライド。
低慣性力・大口径「マグネシウム製Gフリースプール」を搭載した、ギア比6.2の「アンタレス」、Heavy-Duty仕様でソルトウォーターゲームにも対応する、アルミパワースプール搭載の「アンタレスVersion 2」に加え、今回アンタレスシリーズに、選択の幅をさらに広げる、「マグネシウム製Gフリースプール」搭載のギア比5.0モデル「アンタレス 5」が登場。

ギア比5.0、パワフル&トルクフル。リトリーブ戦略に対応。
ギア比5.0がもたらす、あくまでもスムースかつパワフルで軽いリトリーブフィールは、ビッグクランクやマグナムサイズのスピナーベイトなど、特に抵抗の大きいルアーのリトリーブに対応。もちろん、レフトハンドルモデルもラインナップしました。自分のスタイルにこだわるエキスパートアングラーのあらゆる戦略に応える、きめ細かなバリエーション。
更にスタイルに合わせたセッティングを可能にするチューンナップパーツの設定など、細部にわたるこだわりは、より多くの人に納得のアンタレスを手にしていただくための、スコーピオンの主星としてのプライドでもあるのです。

SHIMANO(http://fishing.shimano.co.jp/)

スコーピオン アンタレス Version 2

ソルトウォーター対応のアンタレスとしてVersion 2が登場。ラインストックも多く(3号/12lb-200m)、ロングハンドル装備でパワーゲーム仕様に…

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「バージョン2」の登場でHeavy-Duty & Salt-Water Fishingへと広がるアンタレスのフィールド

アンタレス登場以来「ヘビーラインを多くストックしたい」「バスとシ ーバスに同じタックルで挑みたいので海水で使用出来るものが欲しい」 などの声が多く寄せられました。その声にお応えする形としてアン タレスにニューラインナップが加わり、「アンタレスバージョン2」として登場しました。

最近では、バスとシーバスが共に生息しているタイダルウォーターエリア(汽水域)でのバスフィッシングを楽しむアングラーが増えてきています。この様な海水を含んだ汽水域においてもアンタレスの遠投能力と高性能を生かしたい人達のために、バージョン2にはアルミパワースプール、 グリスインボールベアリングなどの耐塩水パーツを採用しています。
また42mmロングハンドルの採用で巻き物系ルアーもパワーのある巻 き上げ感で使用可能となりました。 また、ビッグルアーと20lbを超えるようなヘビーなラインそして飛距離を必要とするフィールドでビッグバスを狙う戦略にバージョン2はかかせません。ブレーキシステムの目標ともなっているSVSと大口径スプールとの相乗効果で、ヘビーラインでの更なる飛距離を実現。20lbラインを115m巻けるアルミパワースプールが、ヘビーラインを十分にストックする事を可能にしました。そして42mmロングハ ンドルがビッグスピナーベイトや1oz程度のラバージグのパワフルでスムーズなリトリーブを可能にしました。

SHIMANO(http://fishing.shimano.co.jp/)

シマノ スコーピオン アンタレス おすすめアイテム

ビッグヘイトのゲームに使用しているリールなので、引き抵抗の大きなルアーも楽に巻き取る事ができるパワーハンドルにしたくハンドルを交換して使用しています。リール本体とのマッチングもよくおススメの組み合わせです。

REVIVE(リヴァイヴ)イナーシャ カーボンハンドル
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