兎に角、軽くて投げやすいところが気に入っています。主に撃ち物用としてラバージグなどで使うことが多いので、ギア比が標準(6.3)に加えてハイギア(7.0)のものも所有しています。そのうち、1台はZPIのベイトフィネスチューンを施しており、ZPI製アルミ軽量スプールとマグネットブレーキシステムへの換装を行っています。ZPI以外でも、夢屋BFSスプールもあるのでヤフオク!やメルカリで探せば結構簡単にベイトフィネス化することも可能です。
ロッドとの組み合わせは「テクナGP TAV-GP66CMJ」「テクナGP TAV-GP66CMHJ」での使用が多くロッドとリールのバランスが良いのか、非常に軽い持ち心地にになっており、お気に入りポイントの一つでもあります。
メタニウムシリーズは、92スコーピオン メタニウムXTから続くシマノの上位機種のベイトリールになります。92スコーピオン メタニウムXTは、通称「赤メタ」と呼ばれるシリーズでメタニウムの名を持つシリーズでは唯一の赤色のリールになります。が、赤いベイトリールのシリーズは93スコーピオン1500というスコーピオンシリーズに引き継がれていきます。
その後、97スコーピオン メタニウムXT(通称、銀メタ)ではバス釣りブームとともに人気機種となり、00スコーピオン メタニウムMGという名機に引き継がれ、05メタニウムXTを経て07メタニウムMG(こちらも名機)となります。さらに、08ではDCが搭載されたりと進化を続けている今でも人気のシリーズになります。
ちなみに、2021年の現時点での最新モデルは、20メタニウムとなります。
07 メタニウムmg/mg7 のインプレッション/レビュー
個人的には、まず兎に角「軽い」の一言。剛性感は強くないですが、特に使用に問題を感じたことはありません。ほぼ、中古で購入したので巻き感に違和感やシャリ音があればオーバーホールに出すなどのメンテナンスをすれば基本的には問題なく使えています。あとは、やはりアフターパーツが沢山あるので、カスタムが容易にでき自分好みのリールに仕上げることも簡単です。
細かいところだとエンブレムプレートなどもあるため、換装したスプールやハンドルに色を合わせてカスタムすることもできます。(このカスタム意外と好きです。)
使用している人も多い(多かった)のか、レビューはもの凄く沢山あります。
実際の使用感などについては、他の人のレビューなども参考にしていただき、このリールを評価していただければと思っています。いくつかあるレビューの良いところも悪いところもまとめると以下の内容になります。
- 普通に軽い
- 軽くて疲れない
- アフターパーツが多い
- バックラッシュしないのに飛距離がでる
- パーミングし易い形と大きさ
- オールラウンドに使える
- よく飛んでトラブルも少ない
- 持った時の軽さがちょっと頼りない感じ
- ちょっとトルク感がない感じが頼りない
- スプールが出しにくい
- 傷が付きやすい
- 巻ごこちの劣化はヤバイ
07 メタニウムmg/mg7 のカタログデータ
■40mm大径メインギヤ(Mg7に採用。Mgは39mm)
SHIMANO(https://fish.shimano.com/ja-JP)
■フット部まで一体化した一体成型フレーム、左右のサイドプレートにマグネシウム合金を採用
■超々ジュラルミンを採用した精密バランス軽量マグナムライトスプール。スプールエッジを極限まで削り込み、さらに全体を薄肉化することで慣性力を低減
■スーパーフリースプール
■SVS(可変遠心力ブレーキ)
■コンパクト、フラッシュサーフェスデザイン
■スーパーストッパー
■ローラーベアリング1個と8個のS A-RBグリスレスベアリング
■ワンタッチでのブレーキ調整、スプール脱着を可能にするエスケープハッチ機構
■テーパードレベルワインド
■0.35mmピッチの精密キャストコントロールつまみ
■アルミプレス40mmハンドル
■スペアブレーキブロック(大6個、標準6個)
■グリスレスベアリング専用特殊チューニングオイル付
スペック
07メタニウムmg | 07メタニウムmg7 | |
ギヤ比 | 6.2:1 | 7.0:1 |
最大ドラグ力 | 49.0N/5.0Kg | 49.0N/5.0Kg |
自重 | 170g | 170g |
糸巻量 | 3号-120m、3.5号-100、4号-85m、5号-70m | 3号-120m、3.5号-100、4号-85m、5号-70m |
最大巻上長 | 66cm(ハンドル1回転あたり) | 75cm(ハンドル1回転あたり) |
スプール寸法 | 径34mm・幅22mm | 径34mm・幅22mm |
ボールベアリング(A-RB) | 8個 | 8個 |
ローラーベアリング数 | 1個 | 1個 |
10lbラインを巻くこともあるのですが、10lbライン(2.5号)だと144m巻くことができます。主に10lbと12lbを巻いていますが、売っているラインの巻き量が100mか150mなことが多いので下巻きをすることになるのですが、毎回計算するのが面倒なので使用ラインのlbと下巻き量をメモっておきます。
10lb. – 75m | 10lb. – 100m | 12lb. – 75m | 12lb. – 100m | |
下巻き 10lb.(2.5号) | 69m | 44m | 54m | 24m |
下巻き 12lb.(3号) | 57m | 37m | 45m | 20m |
下巻き 14lb.(4号) | 43m | 28m | 34m | 15m |
※参考(ラインの号数・ポンド換算表)
号数(号) | ポンド(lb.) | 強度(kg) | 標準直径(mm) |
2.5号 | 10lb. | 4.5kg | 0.26mm |
3号 | 12lb. | 5.4kg | 0.29mm |
3.5号 | 14lb. | 6.3kg | 0.31mm |
4号 | 16lb. | 7.2kg | 0.33mm |
5号 | 20lb. | 9.1kg | 0.37mm |
分解図・パーツ価格表
92スコーピオン メタニウムXTから最新の20メタニウムまでの製品名、コード、価格、分解図・価格表、取扱説明書を見ることができます。(※取扱説明書は15メタニウムDCから)
中古で本体のみ購入した場合や捨ててしまった場合など、分解図があれば部品を確認できたり、分解した際に組み立てたりする参考になったりします。
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販売価格帯は、4,620~17,325円程度(※2021年12月調べ)
07 メタニウムmg/mg7 おすすめアイテム
チューニングといえば、まずは軽量スプールへの換装ですかね。軽いルアーも投げやすく、軽いため慣性も低くなるためバックラッシュもしにくくなります。
次のチューニングポイントといえば、ベアリングですね。スプールをスムーズに回転させるためには、ベアリングは大事ですからね。シマノのリールなら交換も簡単にDIYでできちゃいます。
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